訪問看護の道のり:私の原点と成長

東京都港区赤坂にある日本財団ビル。
ここは、私が訪問看護の管理者としての道を切り開くきっかけとなった特別な場所です。
2012年、訪問看護管理者として新たなステップを踏み出す際、私は日本財団で訪問看護管理者新任研修に参加しました。この研修では3泊4日のプログラムが3回実施され、全国から集まった多くの同業者と出会いました。そこには、札幌・神戸・鳥取・滋賀からと、遠く離れた地域から集まった仲間たちがいました。

それから数年が過ぎ、私たちは今もなお深いつながりを維持しながら、各地で活躍しています。
2020年、さらなる飛躍をめざして、笹川保健財団が主催する起業家育成事業7期生に参加しました。この8ヶ月間の研修期間中、私は素晴らしい指導者と仲間たちと出会い、共に学ぶ価値ある時間を過ごしました。

そして、最近では、私自身が講師として後進の指導を行う機会を得ました。
「データーから読み解く、訪問看護のサスティナビリティ」をテーマに、新たに起業家をめざす人々を対象とし講義を行いました。笹川保健財団の一員としての経験は私の視野を大いに広げてくれました。

この財団から学んださまざまな知識と経験を活用し、「看護師が社会を変える」ことの具現化に向けて、日々精進していきたいと思っています。
私の原点はこの日本財団ビルにあり、それぞれの場での学びと人々との交流が私を今日の私へと導いてくれました。これからも、この経験を活かし、訪問看護の持続可能性を追求しながら、一緒に学んだ仲間たちと共に、成長と挑戦を続けて参りたいと思います。

森山 薫

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